キミよ歩いて考えろ
たくぞうは夏休みの読書感想文が嫌いでした。
「この中から1冊選んで感想を書きなさい」と10~15冊くらい本のタイトルが並んでいても、まずどれが面白いか判らない。どうせ読むなら面白い本をと思うけど、こうやって提示されている本って「大人が、子供(生徒)に読ませたい本」「大人が、自分が子供の頃に読んでいたら良かったなぁという本」ですよね。
そんなたくぞうが、高校生の時からずっと読みたかった本
(当時は絶版で購入できなかった。ようやく読めたのは高校を卒業してから10年後)

小学生の社会科で、「水俣病」が工場から排出された有機水銀が原因だと習いますが、公害の原因を排出していた会社が東京大学に多額の寄付金をし、寄付を受けた東京大学の医学部が熊本大学の有機水銀が原因とする説を潰すための研究をしていた。という事は習いません。
新潟の第二水俣病も原因は水銀であると習いますが、横浜国立大学の教授が「原因は地震による農薬汚染」と水銀が原因でない、工場には何の問題もないと虚偽の報告をしていた。という事も習いません。
この本の著者は「水銀が原因だ」と真実を言った事で大学からは厄介者扱い(?)を受けるのですが、でもそれが本来の研究者の姿ですよね。お金や名誉という「私欲」を満たすための"似非"研究者は本当に必要なの?
この本を読むと、長いものに巻かれたり、多数派の一員になるのは割と簡単な事ですが、自分の信念を貫く事、そのために行動する事が大事だと判ります。
Amazonでも「在庫なし」なので、購入するのは難しいかと思いますが
機会があれば、(高校生とかに)ぜひ読んで戴きたいなと。
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